記念すべき最初の案件は「共有」について。
Xさんの共有が昨日までみれていたのに、いきなり見えなくなった!とか、
「~管理者にお問い合わせください。」というメッセージが出てしまった!とか、
こんな経験がきっとある筈?です。
小規模の会社だと、Active Directory環境(以下AD)を構築していないところも
多々あると思いますが、私のところもまさにそう。
ワークグループ(以下WG)環境なのです。
この現象はWG環境であるが故??という検証はまたの機会にするとして、
現状の環境を変えず「共有」をみれるようにする方法を、情報収集して実践してみました。
以下の記述を全てやらなくてはいけないという事ではありません。
【前提環境】
WinXP複数台、Win7複数台
①まず参照される側(Win7)の共有の設定を確認します。
※XPはこの設定がありません。
マイネットワーク→プロパティ→共有の詳細設定の変更
ネットワーク探索
・ネットワーク探索を有効にする。
ファイルとプリンターの共有
・ファイルとプリンターの共有を有効にする。
パブリックフォルダーの共有
・共有を有効にして~読み書きできるようにする。
ファイル共有の接続
・128bit暗号化を使用して~(推奨)
※XPとの共有を想定する場合は、40bit暗号の方が良いという人もいました。
パスワード保護共有
・パスワード保護の共有を無効にする。
②参照される側の共有フォルダの設定を確認します。
共有フォルダ→プロパティ→共有タブ→詳細な共有→アクセス許可
Everyoneにフルコントロール権限を与えてれば問題ないでしょう。
※ここは社内のセキュリティレベルに合わせます。
③「Computer Browser」サービスを再起動してみます。
※参照する側、される側、両方で試して下さい。
コントロールパネル→管理ツール→サービス
④「Microsft ネットワーク用ファイルとプリンター共有」が存在するか確認する。
※参照する側、される側、両方で試して下さい。
「Microsoft ネットワーク用ファイルとプリンター共有」がない場合は、
「インストール」からインストールして下さい。そしてPCを再起動します。
⑤「Microsoftネットワーク用クライアント」を入れ直してみる。
※参照する側、される側、両方で試して下さい。
※下記の設定を行う前に必ず復元ポイントを作成しておいて下さい。
コントロールパネル→ネットワークとインターネット→ネットワーク接続→
ローカルエリア接続→プロパティ
「Microsoftネットワーク用クライアント」を「削除」し、
再起動後、同じ画面の「インストールから、「Microsoftネットワーク用クライアント」を
インストールして下さい。
⑥TCP/IPの詳細設定でNetBIOS設定を確認します。
コントロールパネル→ネットワークとインターネット→ネットワーク接続→
ローカルエリア接続→プロパティ→インターネットプロトコルバージョン4→
プロパティ→詳細設定→WINSタブ
NetBIOS設定を、
「規定値」もしくは、「NetBIOS over TCP/IP を有効にする」にして、
③の「Computer Browser」サービスを再起動するか、PCを再起動します。
上記の設定確認で何の問題もなく共有が見れるようになった方はラッキーです。
もっと事態が深刻な方は次回を是非ご確認下さい。
次回は、マスタブラウザを変更して共有を安定化させる方法です。
※ここに記載している内容は、インターネット上から収集した情報に
自分の経験をプラスしています。絶対にうまくいく保証はありません。
PCの設定を変更する場合は、自己責任のもと十分に注意して行って下さい。
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